「ジャンボ張り子」登場、和歌山
温泉街に冬の風物詩
共同通信 | 01月13日 06:05
 和歌山県田辺市の川湯温泉に登場した「ジャンボ張り子」。川をまたいで張られたしめ縄に、トラの張り子などが取り付けられた=12日
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 和歌山県田辺市の川湯温泉に冬の風物詩「ジャンボ張り子」が登場した。川をまたいで張られた約70メートルのしめ縄には干支にちなんで全長約3メートルのトラの張り子や、「祈コロナ終息」と書かれた将棋の駒の張り子など10体が12日に取り付けられた。2月中旬まで。

 江戸時代に始まったとされる行事。張り子は「揚げ物」と呼ばれ、宿泊施設や観光協会が竹ひごの骨組みに紙を張って作った。かつては米俵や野菜をモデルにした張り子が多かったが、最近は干支のほか、五輪など前年に話題となったものが多くなっているという。

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