三重県は12日、未就学児から70代までの111人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。また、新型コロナウイルスに感染した性別非公表の10代1人を含む2人の死亡が確認されました。

 死亡した性別非公表の10代の人は基礎疾患があったということですが、新型コロナウイルスに感染した10代の人が死亡したのは県内では初めてです。

 また、四日市市に住む70代男性の死亡も確認されています。10日に濃厚接触者として特定された時は無症状でしたが、翌日朝に同居する家族が容態を確認した時には息をしておらず、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 12日、新たに感染が確認されたのは四日市市で30人、桑名市で17人、津市で15人、鈴鹿市で13人などあわせて111人です。1日あたりの感染者が100人を超えるのは去年9月9日以来、125日ぶりです。

 12日時点の病床使用率は10.3%、重症者用病床の使用はなく、自宅療養者は11日から88人増えて159人となっています。

 県内の製造業の会社ではクラスターが発生し、感染が確認された従業員6人は休憩室を一緒に利用した際にマスクを外して会話していたことが分かっています。

三重テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c7703298bffaec40632ebd7455af9999fe0bfb1