01月21日 06時48分

偏頭痛について広く知ってもらおうと、製薬会社が「ヘンズツウかるた」と名付けたユニークなかるたを作り、ホームページで公開しています。

偏頭痛は、突然、頭痛の発作が出たり発作が繰り返したりするのが特徴ですが、そのつらさが見えにくいため周囲の理解が得にくい疾患とされています。
こうした中、神戸市の製薬会社は症状やつらさについてかるたを通して知ってもらい、正しい理解につなげたいと医師の協力を得て「ヘンズツウかるた」を作りました。
例えば、「ひ」の読み札は「光がまぶしくて目を開けていられない」とか「お」は「音に敏感になる」など、頭痛だけではない、さまざまな症状が紹介されています。
「ヘンズツウかるた」は、製薬会社「日本イーライリリー」のホームページに公開されていて、無料でダウンロードできます。
「日本イーライリリー」広報の山縣実句さんは、「当事者の方が偏頭痛の悩みを1人で抱え込まなくていいように、かるたを通じて周囲の理解が広がれば」と話していました。

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