※岐阜新聞

じっくり煮込んだ牛タンカレー子ども食堂で 無料1000食
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2022年1月20日 09:42

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カレーを無料で子どもらに振る舞う「あべべ食堂」を周知する小島佑摩さん=多治見市音羽町、スパイスファクトリーあべべ

月に1度子ども食堂を開く岐阜県多治見市音羽町のカレー店「スパイスファクトリーあべべ」は、子どもやその親に向けて約千食のカレーを無料で振る舞うイベント「みんなであべべ食堂フェス」を23日に開く。オーナー小島佑摩さん(32)は「あべべのカレーで子どもたちにはおなかいっぱいに、親には子どもと過ごす時間を増やしてもらえたら」と話す。

店は愛知県からUターンしてきた小島さんがJR多治見駅北口からすぐの場所に2021年6月にオープン。独立を機にかねてからやってみたかったという子ども食堂を、夏休みに合わせて8月から始めた。「あべべ食堂」と名付けて夏休み期間中は毎週開き、以降は月に1回午後4時から3時間、カレーを無料で提供している。これまでに計8回開催し、12月の開催時には80組(386食)が訪れたという。

 「手探りでやってきたが徐々に広まって人が集まるようになってきた」と手応えを語る小島さん。一方で「子ども食堂を利用するのに後ろめたさがある人もいて大きなハードルがあるように思う」と話す。そこで市内の別の子ども食堂も含めて、その取り組みへの理解と周知を図ろうと今回のイベントを企画。資金は12月からクラウドファンディングで募り既に目標金額の123万円を達成した。

 イベントで振る舞うカレーは約10時間じっくりと煮込んだ牛タンカレー。子どもたちのために辛くないカレーを用意する。また、当初は店の裏手の施設にイートインスペースを設ける予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、まん延防止等重点措置が県に適用されることから取りやめた。持ち帰りのみの対応に限り、感染リスクを最小限に減らすという。

(略)

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