米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、来日した。妻エイミーさんとともに午後、羽田空港に到着した。隔離期間を経た後、大使としての活動を本格化させる。

 日本時間21日夜にテレビ会議形式で開催されたバイデン米大統領と岸田文雄首相の協議に同席後、自身のツイッターで「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっています。大使館・領事館チームと一緒に、今日(首脳協議)の約束を実行に移す準備は万全です」と抱負を述べた。

 エマニュエル氏は、クリントン政権の大統領上級補佐官、下院議員、オバマ政権の大統領首席補佐官を歴任。2011〜19年にシカゴ市長を務めた。オバマ政権で副大統領だったバイデン氏とも個人的関係が深い。

 駐日大使は前任のハガティ氏が上院選出馬のために19年7月に離任して以降、空席となっていた。【金寿英】


1/23(日) 19:51配信 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/32d540c989dce6fcdce3d783e296bed7bb4108f5
妻エイミーさんを同伴して来日した米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(右)=東京・羽田空港で2022年1月23日(米国大使館提供)
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/01/23/20220123k0000m030154000p/9.jpg