01月26日 15時37分

26日は「文化財防火デー」です。
文化財がある各地の寺や神社などで、防火設備の点検が行われました。

「文化財防火デー」は、昭和24年に奈良・法隆寺の壁画が火事で焼損したことを教訓に定められ、各地で消火訓練などが行われています。
このうち美作市真神にある長福寺には、美作市消防本部の担当者3人が訪れ防火設備を点検しました。
長福寺には、鎌倉時代に建てられた県内最古の木造建築物・三重塔があり、国の重要文化財に指定されています。
消防の担当者は、三重塔の周りに2か所ある放水設備や、三重塔の中にある火災通報装置などが正常に作動するかどうか点検していました。
点検を行った美作市消防本部の高田寛人さんは「沖縄・首里城のような大火災が起きないように、防火設備をしっかり管理することが大切です。市民一人一人にも大切な文化財を守る気持ちを持ってもらいたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220126/4020011626.html