首に掛けるだけでウイルスを除去するとうたった携帯用空気清浄機「ピュアサプライ」の広告には根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は3日、製造販売会社の大作商事と販売していたイトーヨーカ堂(いずれも東京)に再発防止命令を出したと発表した。

消費者庁によると、大作商事は自社のオンラインショップで「高濃度のマイナスイオンを発生させ、顔周辺の浮遊微粒子を除去」「北里環境科学センターにおいて最大99.99%という高い除去性能を確認」と表示。

ヨーカ堂は自社サイトに掲載した動画で、人がイオンのバリアーで守られるなどの様子を紹介していた。

共同通信
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