那覇軍港でアメリカ海兵隊が訓練 非戦闘員の退避など想定

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220208/5090017286.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

アメリカ海兵隊は、8日から今月13日にかけて、那覇市中心部にある那覇軍港で、
非戦闘員の退避などを想定した訓練を行います。

県が中止を求めるなか、8日は、軍港に輸送ヘリコプターが着陸し、降り立った兵士たちが、
敷地内の建物の周辺に銃を設置していました。

那覇軍港には8日午前10時ごろ、CH53ヘリコプターが着陸し、
武器を持った迷彩服姿の海兵隊員、およそ20人が降りてきました。
敷地内の建物を囲むように障害物が置かれ、兵士が有刺鉄線のようなものを準備したり、
銃を設置したりする様子も見られました。

午後には、アメリカに対して抗議するグループに扮した人たちと兵士が対じしている状況も確認できました。

アメリカ海兵隊の発表によりますと、本格的な訓練は9日に始まる予定で、
第31海兵遠征部隊の海兵隊員、およそ250人が参加するということです。

訓練は、早朝や夜間に及ぶ可能性もあるとしています。
また、海外での人道支援活動や非戦闘員の退避などを想定した訓練が行われ、
MV22オスプレイやCH47ヘリコプターも投入されるということです。

これについて県は、那覇軍港でオスプレイの使用は想定されておらず、
新たな形の基地負担につながるとして、アメリカ軍に対し訓練の中止を求めています。

一方、アメリカ海兵隊はNHKの取材に対し「訓練は日米安保条約のもとでの責任を果たすため、
即応性の維持に必要なものだ」としたうえで、オスプレイは安全で信頼性が高く、
ヘリコプターに比べて騒音が少ないと強調しています。

02/08 17:06