自民党の佐藤勉前総務会長が、所属する麻生派(志公会、53人)からの離脱を検討していることが14日、分かった。佐藤氏に近い議員とともに退会する可能性もある。麻生派は茂木派(平成研究会、53人)と並んで党内第2派閥だが、佐藤氏が離脱すれば第3派閥に転落する。関係者が同日、明らかにした。

佐藤氏は同日、東京都内で麻生派所属議員と昼食を取り、今後の対応について意見交換したとみられる。佐藤氏は菅義偉前首相と当選同期で近い関係にあり、離脱後は菅氏とともに行動するとの観測も出ている。

佐藤氏は谷垣禎一元総裁が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)に所属していたが、平成29年に離脱。政策集団の立ち上げを経て、同年麻生派に合流した。現在は麻生派で会長代理を務めている。

2/14(月) 19:51配信
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