JA職員が諭旨解雇処分 青年部の口座使い肥料など不正購入

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20220218/8020013704.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

吉野川市にあるJAの40代の職員が、青年部の口座から9年間にわたって
あわせて180万円あまりを引き出し、肥料や農薬を
不正に購入していたとして、諭旨解雇の処分を受けました。

処分を受けたのは吉野川市にある「JA麻植郡」西部支所の支所次長の40代の職員です。
JA麻植郡によりますと、この職員は、平成25年から去年まで、自身が事務局を務めていた
青年部の名義で39回にわたり、肥料や農薬、飲料水など、あわせて
およそ180万円分を無断で購入していました。

職員は、青年部の口座から現金を引き出すための書類に代表者の名前を
勝手に記入するなどして現金を引き出し、支払いに充てていたということです。
肥料などは、新規就農者などに無償で提供し、飲料水は個人でも消費していたということです。

去年、青年部の役員が通帳を確認した際に不正な支出が発覚したということで、
JAによりますと職員は聞き取りに対し「新規就農者などが苦労している状況をみて
手助けをしたかった」と話しているということです。

職員は、18日付けで諭旨解雇の処分を受けましたが、全額を弁済していて、
JAは刑事告訴は見送るとしています。
会見したJA麻植郡の川村修代表理事組合長は「組合員や利用者の信頼を
裏切る事態となり心よりおわび申し上げます。信頼回復に向けて再発防止に
全力で取り組んでまいりいます」と陳謝しました。

02/18 18:45