東海村 新婚世帯の村内移転に補助金 同性カップルも対象

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20220222/1070016181.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東海村は若い世代の人口を増やそうと結婚するなどして村に引っ越してくる場合に
引っ越し費用などを補助する制度を新年度から新たに導入することにしています。
村は同性のカップルなどの世帯も対象にすることにしています。

東海村によりますと、制度の対象となるのは新たに村に引っ越してきた2人とも
満39歳以下の新婚世帯で、引っ越し費用や住宅の購入費用などについて、
ことし4月の新年度から最大で20万円を補助します。
村は、新婚世帯の定義を「結婚4年以内の夫婦またはパートナー」としていて、
同性カップルなどの世帯も対象に含めるということです。

茨城県は法律上は結婚できない同性のカップルなどを結婚に相当する関係として認める
「パートナーシップ宣誓制度」を令和元年に全国の都道府県で初めて導入していて、
村の補助制度を利用するには宣誓書の写しなどの提出が必要だということです。

東海村の人口は長年、増加傾向にありましたが、平成23年ごろからはほぼ横ばいになっています。
東海村は人口減少を抑制するために移住や定住促進の事業を強化し、
「選ばれるまち」の実現を目指すということで「新型コロナウイルスの影響で
テレワークが進むなどして都市部から転出する人も増えているため、移住先として
東海村を選ぶ若い世代が増えることを期待している」としています。
東海村は、制度の事業費として1000万円あまりを盛り込んだ来年度の予算案を、
来月1日から始まる村議会に提出することにしています。

02/22 10:52