国民民主党の榛葉賀津也幹事長は25日の記者会見で、岸田文雄首相が燃油価格の急騰対策として、4月からガソリン税の一部を減税するトリガー条項の凍結を解除する意向を玉木雄一郎代表に伝えたとの認識を示した。

 榛葉氏は首相の「約束」について、「必ずトリガー条項をやる、4月から条項を解除する」と伝え聞いたと明かした。「一国の首相がうそをつくわけがない。早く3月中に約束を果たしてほしい」とも強調した。

 国民は条項の凍結解除を政府に要望しており、玉木氏と首相が凍結解除について話し合った後の22日、国民は衆院で2022年度予算案に賛成していた。【古川宗】

2/25(金) 19:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/492896d9594b51ddebdfcb17f3c46e9d7a742c32

ガソリン税の上乗せ分の課税を停止するいわゆる「トリガー条項」の凍結解除について、国民民主党の榛葉幹事長は強い期待感を示しました。

「トリガー条項」の凍結解除をめぐって、国民民主党の玉木代表は、岸田総理大臣と直接水面下で協議し、新年度予算案への賛成と引き換えに、実現の見通しをつけたとしています。

これについて、国民民主党の榛葉幹事長は、記者会見で「岸田総理大臣は、玉木代表に『必ずトリガー条項の凍結解除をやる』、『3月は今年度予算の予備費で対応し、4月から解除する』とおっしゃったと聞いている」と述べました。

そのうえで、榛葉氏は「一国の総理大臣がうそをつくわけがないので、3月中に国会で凍結解除を議決し、4月からガソリンの値段を25円10銭下げてもらう。ボールは岸田総理大臣が持っているので、しっかりと見守っていきたい」と述べ、凍結解除に強い期待感を示しました。

原油価格の高騰対策で岸田総理大臣は、当面は激変緩和措置の拡充で対応するとしたうえで、トリガー条項の凍結解除を含めあらゆる選択肢を排除せず、議論していく考えを示しています。

2022年2月25日 22時23分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220225/k10013502011000.html
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