【上海、北京共同】香港証券取引所で21日、経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の株取引が停止になった。同取引所が明らかにした。取引停止は1月以来で、理由は不明。

子会社の不動産管理会社、恒大物業集団と電気自動車(EV)を手掛ける恒大新能源汽車集団の株取引も停止した。事業の再編を見据えた動きの可能性がある。

恒大株は昨年10月に恒大物業を同業他社に売却しようとした際にも取引停止となった。今年1月にも、中国海南省での住宅撤去を命じた行政処分の内容確認のため停止となった。

共同通信
2022/3/21 12:01 (JST)
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