広島市の松井一実、長崎市の田上富久両市長は22日、林芳正外相と外務省で面会し、
バイデン米大統領が日米豪印4カ国首脳会合のため来日する際、被爆地の両市を訪問するよう協力を要請した。
林氏は「被爆の実相に触れることは核軍縮へのスタートとなる。要人の訪問は極めて重要だ」と理解を示した。

　両市長はエマニュエル駐日米大使とも会談し、バイデン氏宛ての訪問要請文を手渡した。

　林氏との会談で松井氏は、ウクライナに侵攻したロシアの核兵器による威嚇に懸念を示し
「バイデン氏に核兵器のない世界に向けたメッセージを出してもらいたい」と強調した。

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