おつまみはコンビニで 立ち飲みバー開店 南九州ファミマとコラボ 鹿児島市

 鹿児島市のJR鹿児島中央駅近くのコンビニエンスストア内に、ユニークな立ち飲みバーが登場した。おつまみをコンビニで購入する独特なスタイルと、豊富な酒の品ぞろえが売りだ。

 のぶちゃんマン(京都市)が展開する「お酒の美術館」のフランチャイズ店。南九州ファミリーマートと連携し、鹿児島中央郵便局前店の2階イートインスペースの一角に1月下旬、開業した。

 メニューはドリンクのみで、オールドウイスキーを中心に約200種の銘柄が並ぶ。おつまみが必要な客は、1階のコンビニで調達する。購入した商品を皿に盛りつけたり、火を通したりするサービスは無料。人気のフライドチキン「ファミチキ」に合う専用ハイボールも提供する。

 まん延防止等重点措置の期間と重なったオープン直後は客足が鈍かったものの、解除後は週末を中心に伸びてきたという。時任健二館長(53)は「年配の人にはレトロなお酒との出合いを楽しんでほしい。コンビニ内にあり若い人にとっても敷居は低いと思う。気軽に立ち寄って」とPRする。営業は午後3時〜午前0時、無休。

南日本新聞  2022/03/22 21:11
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