あきらかにコロナのほうが死亡率が高かったのです。実はオミクロン株が流行する前に行われた調査でも、ほぼ同じ結果が得られていました。トルコの研究者たちが行った調査で、対象は0〜18歳。新型コロナウイルス、またはインフルエンザに感染し入院した子供たちでした。両者の死亡率は以下の通りで、2つの調査の結果はほとんど同じだったのです。

【従来株の場合】
新型コロナウイルス 15.2%
インフルエンザ 1.2%

つまり、インフルエンザより新型コロナウイルス感染症のほうが、遙かに危険な病気なのです。