パナソニックホールディングス(HD)は7日、カナダの子会社が2月にサイバー攻撃を受け、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染したと発表した。現時点で身代金の「直接的な要求は確認されていない」としている。

ロシアに拠点があるとみられるハッカー集団「コンティ」を名乗るグループが犯行声明を出したことを5日に把握し、状況を調べていた。インターネット上の闇サイト「ダークウェブ」に5日、同社のものと思われる情報が掲載されたことも確認した。

パナソニックHDは「掲載された情報は、カナダ子会社の事業範囲に限定されていると想定している」とコメントした。

共同通信
2022/4/7 13:01 (JST)
https://nordot.app/884649816177901568