JR東日本は8日、地震被害で一部運休が続く東北新幹線が14日に全線復旧した際の運行ダイヤを発表した。当面、郡山―一ノ関は徐行運転するため、東京―仙台で約30分、東京―盛岡で約1時間、通常より長くかかる。

 列車本数は通常期の8〜9割。秋田新幹線は東京―秋田間で直通運転に戻る。最終列車の発車時刻は、東京発で仙台以北に向かう場合は最大1時間程度、仙台以北から東京に向かう場合は最大約40分程度、それぞれ早まる。

 同社は「完全な通常ダイヤへの移行は大型連休明け以降になる」と説明する。

 14日〜5月10日運行分の指定席は13日に発売。5月11日以降の指定席発売は後日告知する。

 常磐線は地震の影響によって原ノ町―仙台で速度を落とした臨時ダイヤで運行していたが、14日以降、通常ダイヤに戻る。いわき・原ノ町―仙台の臨時快速列車は13日で終了する。

河北新報 2022年4月8日 17:16
https://kahoku.news/articles/20220408khn000036.html