※朝日新聞

森林の役割、「うんこドリル」で知って 林野庁が無料の冊子
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初見翔
2022/4/12 17:00有料会員記事

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 林野庁は12日、森林の大切さを伝える冊子「うんこドリル 森とくらし」をつくったと発表した。漢字学習などで小学生に大人気の「うんこドリル」とコラボすることで、治水や二酸化炭素(CO2)吸収といった森林の役割を子どもたちに知ってもらうねらいだ。

「うんこドリル」は2017年に小学生の漢字学習用教材として文響社が発売した。楽しく学べると評判を呼び、シリーズ累計で950万部を超える。

 今回の冊子は「うんこ先生」などのキャラクターが、クイズ形式で森林に関する知識を紹介する。CO2を吸収する力を保つには古い木を切って若い木を植えることが大切だと伝える回答では、人が「ごはんを食べてうんこをする」のと同様、木を切ることは「元気をつくるサイクル」だと解説している。

 計16ページで初版は7千部。非売品で、林野庁は主催イベントなどで配るほか、林野庁ホームページ(https://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/unkodrill/moritokurashi.html)からダウンロードできる。

 林野庁の担当者は「木がスプ…

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