2022年04月13日 18:59

詐欺の罪に問われている、長崎住吉郵便局の元局長の裁判が長崎地裁でありました。

起訴状などによりますと、長崎市の無職 上田 純一 被告(68)は、知人などに高金利の定期貯金を持ちかけ、現金など総額4億3千230万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。

13日の裁判で検察側は、だまし取った金は毎月58万円を生活費と被害者への金利の支払いに、年間60万円を被害者への中元や歳暮の購入資金に充てていたと指摘しました。

一方、弁護側は上田 被告は被害額を弁償している日本郵政グループに毎月1万円を返済していることを理由に情状酌量を求めるとしています。

次回の裁判は5月26日で結審する予定です。

https://www.ktn.co.jp/news/detail.php?id=20220413009