知事「3回目接種してほしい」


【和歌山】県内で、新型コロナウイルス感染症が再び、広がり始めている。
1月はじめに始まった「第6波」の新規感染者数は、2月はじめをピークに減っていたが、3月下旬から反転して増え始めた。

県は春を迎え、歓送迎会や学校の部活動などが活発になったのが理由とみている。
仁坂吉伸知事は「リバウンドしている感じがあり、心配だ」と危機感を募らせている。


感染拡大を防ぐかぎとされる3回目のワクチン接種は、4月5日現在で県民全体のほぼ半分が受けた。

県は「3回目の接種は、非常に効果が高い」と強調する。その根拠として、接種回数別にみた陽性になる確率などを示した。

それによると、第6波の感染者2万2425人(3月28日現在)のうち、ワクチン未接種者は47%、
1、2回接種者は計49%を占め、3回接種者は4%にとどまった。


また、第6波では、接種が1回または2回の人は、3回の人に比べて20倍近く陽性率が高かった。

仁坂吉伸知事は12日の記者会見で「接種回数で、ものすごい違いがある。ぜひ、3回接種してほしい」と呼びかけた。
https://www.asahi.com/articles/ASQ4G6WR0Q4FPXLB009.html#:~:text=%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E7%A8%AE

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/progress/still/prefectures_03.jpg