結婚した女性が産む子供の数はこの50年間約2人で一定している。これを3.5まで増やせば日本の合計特殊出生率は2.1を越えて少子化は止まる。しかし、子供を3.5人産むのは女性にとって大変な苦労だ。育てるのはもっと苦労だ。3人目4人目を産んでくれる女性は一部にとどまるだろう。そうすると、結婚する女性を増やすしかない。そして、そのためには女性の「男性の学歴や卒業大学の難易度」への拘りを捨てて貰うことが必要不可欠だ。

低学歴低収入の夫と結婚して子を産み幸福に暮らす高学歴高収入の女性のモデルがマスコミに大々的に取り上げられ、それが多くの女性に好感を持って受け入れられる必要がある。それも、非の打ち所のない高学歴の有名人だ。例えば東大法学部首席卒業の元財務官僚で日米両国の弁護士資格を持つ山口真由信州大特任教授の様な人物だ。そうすれば多くの女性が自発的に「結婚しない自由」を行使しなくなるだろう。