※2022/04/16 09:00AFPBB News

【AFP=時事】ロシアの文豪レフ・トルストイのひ孫、マルタ・アルベルティーニさんはスイス・アルプス近郊の小さな村に暮らしている。家族のルーツであるロシアによるウクライナ侵攻が起きるとすぐに、難民を助けなければという思いに駆られたという。

「本能的でした」と言うアルベルティーニさんはスキーリゾート、クランモンタナ近郊のランスに所有するアパートを、ウクライナから避難してきたアナスタシア・シェルドゥコさんと母親に貸している。

 曽祖父のトルストイは、平和主義者だったことで有名だった。もしも、ウクライナの紛争を見たら「戦慄(せんりつ)」し、「完全に打ちのめされてしまうだろう」と述べる。

「戦争と平和」や「アンナ・カレーニナ」などの名作を書いたトルストイは、19世紀半ばのクリミア戦争に従軍し、セバストポリ包囲戦を経験した。

 アルベルティーニさん自身はイタリアとフランスで育ち、数年前にスイスを永住の地に選んだ。自身を含めトルストイの多くの子孫が、「私たち一族は、罪のない国を侵略するという現在の恐ろしい行為に反対します」と記した書簡に署名し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領宛てに送ったことを明かした。

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