日本はこのままだと少子化で滅亡する。夫婦の持つ子供の数はこの60年間約2人で一定。少子化の原因は出産適齢期女性の未婚の増加なので、少しでも結婚を増やす必要がある。

男性の既婚率は年収と正の相関がある。年収800万円のアラフォー男性の未婚率は1割しかない。子供を養う能力のある高収入の男性はほぼ全員が結婚して子孫を残すという義務を果たしている。しかし、女性は高収入ほど未婚率が高い。年収400万円以上だと3割弱が生涯未婚で、東京では4割弱に達する。子供を養う能力のある高収入女性の多くが子孫を残す義務を放棄していることが日本の少子化の原因だ。

女性の出産後復職の困難さが原因という反論は誤り。復職が容易で高収入の女性医師の生涯未婚率が36%で男性の2.8%の13倍もある。社会進出した女性の多くが自分より高収入高学歴の男性との結婚に強く拘るが争奪戦に勝つ能力がないことが背景にある。