安倍晋三元首相は21日夜、東京都内で開かれたシンポジウムで、ロシアのプーチン大統領を「力の信奉者」とした上で、
「織田信長に人権が通用しないのと同じだ」と述べた。

安倍元首相は、ロシアのウクライナ侵攻について、「プーチン大統領が長い間独裁政権を確立し、
情報の分析が的確に行われない中、間違った判断をした結果だ」と分析した。

さらに、ロシアが戦線を拡大している状況に、
「多くの人は、東部2州だけを限定的に攻めるのではないかとみていたが、おそらく冷静な判断ができなくなってきていると思う」と述べた。

そして、安倍元首相は、「プーチン大統領は基本的に力の信奉者。戦国時代の武将みたいなものだ」と指摘。
「織田信長に人権を守れと言っても、全然通用しないのと同じと思っていただいていい」と述べた。
https://www.fnn.jp/articles/-/350507