コンパクト化、急ぐ夕張 市、借金返済完了まで5年 市庁舎移転が「集大成」に 本町地区住民の説得難題
北海道新聞04/22 05:00
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【夕張】市が2007年に財政破綻してから15年が経過し、借金約322億円の返済が完了する26年度末まで、5年を切った。返済が順調に進む一方で、人口は急減。どのようなまちづくりを進めていくかが大きな課題となっている。市は人口規模に見合ったコンパクトシティー化を進めており、その総仕上げとも言える市庁舎の移転も議論に上り始めた。専門家からは厚谷司市長のリーダーシップを求める声が上がる。 

 「夕張には珍しい活気ある光景だね」。市若菜地区で進められている市立診療所の移転改築工事現場。来年夏の供用開始へ向け、大型クレーンを使った基礎工事が真っ最中だ。

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