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 太平洋戦争の開戦に先立つ同年4月、日本とソビエト連邦の両国間では「日ソ中立条約」が批准され、相互不可侵が約束されていました。
 ところが、日本の敗色が濃くなる1945年4月ソ連は翌年まで有効な「日ソ中立条約」の不延長を通告。
 そして同年8月8日、「日ソ中立条約」の期限内にもかかわらず、突然日本への宣戦を布告し(←◆ココ重要)
160万のソ連極東軍がソ連と満州の国境を越え、攻撃を開始しました。
 その数日後の8月14日、日本は「ポツダム宣言」を受諾。戦争は、日本の無条件降伏で幕を降ろしました。
 しかし、ポツダム宣言受諾後もソ連軍は攻撃を続け(←◆ココ重要)
8月18日には占守島に上陸し、約25,000人の日本守備隊と交戦。その後も千島列島各地に駐屯する日本兵を武装解除しながら南下を続け、8月28日に択捉島に上陸、9月1日には国後島、色丹島に達し、9月3日には歯舞群島にまでおよび、9月5日までに北方四島をことごとく占領しました。

※北方領土は、ロシアによる不法占拠が続いていますが、日本固有の領土であり、この点については例えば米国政府も一貫して日本の立場を支持しています。