船体船首亀裂有りの報道写真から沈没発生時を推察してみた。

船首部分の修理不完全で亀裂から少々の海水が船首内に浸水して徐々にに溜まる。
凪の時は波が穏やかで船首内に溜まった海水はそれ程の悪さをせず海の経験少ない船長以下従業員はそれに気付かない。

そして、時は来る。

海が時化になり、高くなった波に船首が持ち上げられると同時に船首内の海水は重力で下向きに作用する。
いよいよ耐え切れなくなった船首は破断。
船首が無くなった部分から大量の海水が浸水し、あっという間の出来事に乗員・乗客は為す術もなし。

沈没まで2~3分といったところだろう。