>>736
ロシアのサイバー攻撃 目的は「東京五輪全部妨害」の驚愕
【緊急レポート】サイバー攻撃「2つの理由」とロシア機関「GRU」の悪事「全リスト」
2020年10月23日
https://friday.kodansha.co.jp/article/141516
ロシア情報機関の「やり口」は

たとえば2018年10月にも米国当局はGRU将校7人を起訴しているが、それによると、彼らはロシアのドーピング問題を追及する五輪関連機関から情報を盗むため、数百もの標的に不正にハッキングしたが、そのためにブラジルやスイスなどまで赴き、現地のWIFI回線に侵入して標的にハッキングするなどの方法もとっていたという。

また、化学兵器禁止機関(OPCW)にハッキングするために、オランダやスイスまで赴き、やはりWIFI回線経由での侵入を試みていたこともわかっている。

こうした不正な秘密工作がGRUの主任務だが、GRUはさらに荒っぽい秘密工作も日常的に実行している。

なかでも「99450部隊」というセクションは特殊作戦を担当しており、たとえば2014年のクリミア侵攻において、ロシア軍を秘密裏に投入しての現地での政変シナリオをウラで主導している。

また、海外での破壊工作を専門とする「29155部隊」もある。秘密活動を実行する中心的メンバーは約20人と少数だが、彼らの活動はまさに犯罪行為そのものだ。判明している近年の主な工作だけで、以下のものがある。

▽2015年4月、チェチェン武装勢力と繋がるブルガリアの武器商人を毒殺未遂
▽2015年11月、トルコ・イスタンブールでチェチェン武装勢力幹部を暗殺
▽2016年10月、モンテネグロでクーデター工作を準備、失敗
▽2017年6月、モルドバで政情不安化工作
▽2017年10月、スペインのカタルーニャ独立運動時にバルセロナで扇動(スペイン当局が捜査中)
▽2018年3月、イギリス亡命中の元GRU大佐を軍用毒物「ノビチョク」で暗殺未遂
▽2019年〜2020年、アフガニスタンでタリバン系民兵に対し、駐留米軍の兵士殺害に報奨金(米当局調査報告)