現職の警察官(警視庁巡査長)警視庁荻窪署交通課所属の当時巡査長●戸嶋亮太●が高齢者宅に侵入、
空き巣被害捜査をしているかのように見せかけて現金やキャッシュカード、預金通帳などを盗み、★暗証番号を聞く★。
前代未聞の連続窃盗事件が今年6月、東京都福生市で起きた。警察手帳や名刺は偽造し、本物の被害届書類を悪用。警察官の地位をふんだんに利用した手口は悪質だ。
だが、この警察犯罪の裁かれ方はあまりに甘かった。
★警察と検察は、ありふれた空き巣事件と同様に、住居侵入・窃盗・窃盗未遂の罪だけに問い★、
★公文書偽造・同行使といった職権濫用に伴う犯罪の立件を見送った。★
結果、裁判所は「懲役3年、★執行猶予★5年」の“温情判決”に。
新聞・テレビは公判内容を取材も報道もせず事件の風化に一役買っている。
これほどの犯罪に警察官が手を染めても身内に甘く実刑にもならないなら、今後も同種の犯罪は続発する。