産経新聞2022/5/17 10:06
https://www.sankei.com/article/20220517-E74DSB7AKVIZVP5NWU67LLLI5I/

後藤茂之厚労相は17日の閣議後の記者会見で、全国各地で使用期限切れとなった新型コロナウイルスのワクチンの廃棄が相次いでいる問題について、「現時点では接種にあたる医療現場の負担となるため、廃棄の実態調査は行わない。有効期限に合わせた回収もしない」と述べた。

そのうえで、「各自治体には十分な量を配送しているが、既に配ったワクチンを回収し、海外に向けて配るといったオペレーションは難しい。各自治体には接種を促進し、できるだけ有効期限に近いワクチンから有効活用をお願いしたい」と要請した。