2022年05月24日20時30分

スーパーマーケットで見かける、缶ビールの6缶パック。側面が開いた箱形の包装資材が使われてきたが、将来は形を変えるかもしれない。アサヒビールは2022年5月31日から、「アサヒスーパードライ エコパック」をテスト販売する。

スーパードライの6缶に、紙の使用量を削減した「エコパック」を採用したセットだ。2021年10月にも同様のテスト販売を実施し、今回は第2弾。23年からの本格展開を目標としている。

右が「アサヒスーパードライ エコパック」 2023年から本格展開
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500ml缶では紙の重量73%削減

エコパックは、缶の上部のみを固定する梱包資材。5月24日付アサヒビール発表資料によると、従来の6缶パック資材と比べ、使用する紙の重量は350ml(ミリリットル)の6缶パックで65%、缶500mlの6缶パックで73%削減できる。

仮に、アサヒビールの6缶パック商品全てをエコパックの資材に切り替えた場合、年間で紙の使用量は約8800トン、製造に伴う二酸化炭素排出量は7400トン減らせる見込みという。

今回のエコパックでは、「缶が取り外しにくい」という声に応え、缶の取り外し方の解説イラストを記載。また「エコパック」のロゴマークや動画を新たに制作し、店頭や自社メディアを通じて認知の拡大を図るとのことだ。

     ===== 後略 =====
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