[ローマ 26日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は26日、イタリアのドラギ首相と電話会談し、ロシアには世界的な食糧危機の解決に大きく貢献する用意があるが、貢献するのは西側諸国が制裁を解除した場合のみだと述べた。ロシア大統領府(クレムリン)が発表した。

プーチン大統領は、ロシアは危機に対応するために穀物と肥料を輸出する用意があると指摘。またドラギ首相に対し、イタリアへのガス供給継続も可能と伝えたという。

一方、イタリア政府の声明によると、両首脳はウクライナ情勢、食糧危機、貧困国への影響について協議した。電話会談の詳細は明らかにしていない。

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