※2022年5月31日 18:59 

【5月31日 AFP】世界保健機関(WHO)は31日、たばこ産業が世界最大規模の環境汚染を行っていると非難した。たばこは膨大なごみを発生させ、温暖化を加速させるなど、多くの人が考えるよりもはるかに大きな脅威となっているとしている。

 たばこ産業は大規模な森林伐採を引き起こしているほか、貧困国で必要とされる土地と水を食料生産以外に使用し、プラスチックや化学廃棄物を出し、何千万トンもの二酸化炭素(CO2)を排出している。

 WHOは「世界禁煙デー(World No Tobacco Day)」に合わせ公表した報告書で、業界に責任を負わせ、浄化のための費用を負担させるべきだと提言している。

 報告書「たばこ:私たちの地球を汚染するもの(Tobacco: poisoning our planet)」は、葉の生産やたばこの製造、消費、ごみの問題など全サイクルにおける環境への影響をまとめた。

 WHOのヘルスプロモーション部門責任者リュディガー・クレッチ(Ruediger Krech)氏はAFPに対し、報告書の内容は「極めて衝撃的だ」と指摘。たばこ産業が知る限りで最大規模の汚染を行っていると非難した。

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