中国電力島根原発2号機(松江市)について、島根県の丸山達也知事は2日の県議会本会議で「やむを得ないと考え、容認することとする」と述べ、再稼働への同意を表明した。

 知事の容認で地元の同意手続きが完了し、全国で唯一県庁所在地に立地している原発は再稼働に向かう。

 2号機の再稼働をめぐっては、立地自治体の松江市が2月に同意を表明。原発から30キロ圏内の出雲、安来、雲南各市も同意したほか、鳥取県知事も容認している。

 島根県議会は4月に特別委員会を開き、再稼働を容認する方針を決定。その後本会議で特別委の委員長報告を賛成多数で了承し、知事の判断を残すだけとなっていた。 

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