立憲民主党の議員らは3日、セクハラ疑惑が報じられている細田衆議院議長と議長公邸で面会し、細田議長自身による説明を改めて求めた。細田議長は「報道を信じているのか。事実無根だ」と応じたという。

立憲民主党や共産党、社民党の議員は3日、細田議長と議長公邸で面会した。

議員らが、セクハラ疑惑について国会の場での調査や説明を改めて求めたのに対し、細田議長は「報道を信じているのか。私は事実無根だと言っている」と応じたという。

また細田議長が「国会が閉会した後に訴訟を通じて事実を明らかにする」と述べたのに対し、議員らは「国会会期中に明らかにするべきだ」と応じたが、細田議長から回答はなかったという。

セクハラ疑惑を巡っては、細田氏側は疑惑を報じた「週刊文春」に対して「事実無根」と抗議し、「訴訟も視野に入れて検討したい」とのコメントを発表している。

立憲民主党は衆議院の小選挙区の数を「10増10減」することについて繰り返し懸念を示したことやセクハラ疑惑を理由に細田議長への不信任案を来週7日にも提出する方針を固めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/820b0c1c17225873f666522273af1770c1170c95