マルウェア対策評価会社AV-Comparativesが2022年2月~5月期のReal-World Protectionテストレポートを公開し、Microsoft Defenderの評価が改善していないことがわかりました(Neowin)。

同社が実施しているReal-World Protectionテストでは、Microsoft Defenderはあまりよい評価を得ることができていません。昨年実施されたテストではエラーにより評価不可能となり、その後のテストでもオフラインの検出率がかなり低く、システムリソースを大量に消費することが判明しています。

最新のテスト結果では、Microsoft Defenderは誤検知テストのカテゴリーで最高の評価を獲得し、ESETと並んで誤検知(FP)がゼロとされています。最近、Defenderの誤検知による問題がいくつか報告されており、これは意外な結果ととらえられています。

(中略)

最高の「AV-Comparatives ADVANCED+」を受賞したのは「Avast」「AVG」「Avira」「BitDefender」「Kaspersky」で、Defenderは検出率が低かったものの、誤検知のカテゴリで非常似よいスコアを記録し、「AV-Comparatives ADVANCED」を受賞しています。

2022.06.19
https://softantenna.com/blog/av-comparatives-real-world-protection-may-2022/