[キーウ(キエフ) 20日 ロイター] - ウクライナ南部の黒海に面した港湾都市オデーサ(オデッサ)の港で爆発があった。
当局の広報担当者は爆発があったことを確認したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。死傷者の有無には言及しなかった。
同市のオレクシー・ホンチャレンコ議員は「ウクライナ軍によるクリミア近郊の石油採掘施設への砲撃に対する報復」として、オデーサが攻撃を受けているようだとの見解を示した。
ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア地域のトップとして派遣したセルゲイ・アクショノフ氏は20日、メッセージアプリ「テレグラム」に、ウクライナ軍が海上の石油掘削施設を攻撃したと投稿。3人が負傷し7人の作業員の捜索が進められているとした。
ロシアのRIAノーボスチ通信によると、この石油掘削施設はオデーサから71キロの地点にある。ロイターは攻撃に関する報道をすぐに確認することができなかった。