【AFP=時事】ウクライナ国防省は21日、ドイツから供与された高性能自走砲を「ようやく」配備したと発表した。

 ウクライナのオレクシー・レズニコフ(Oleksiy Reznikov)国防相はソーシャルメディアに「パンツァーハウビッツェ2000(Panzerhaubitze 2000)がようやくウクライナの155ミリ自走榴弾(りゅうだん)砲備蓄の一部となった」と投稿。ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)国防相に謝意を表した。

 ドイツは先月、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する重火器供与の一環として、自走砲7両を供与すると発表していた。ドイツは同型の自走砲を約100両保有しているが、実戦配備されているのは40両のみ。

 西側諸国はウクライナに武器を供給しているが、ウクライナ側は必要な量のごく一部しか受け取っていないと不満を示し、より強力な武器の提供を要求している。【翻訳編集】 AFPBB News

6/22(水) 1:48配信 AFP=時事
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ドイツ軍の自走砲「パンツァーハウビッツェ2000」。同国西部ミュンスターで(2022年2月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
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