キャンプブームで人気の山林の売却をめぐり、うその「整地料」名目で山林を手放そうとした
名古屋の女性(95)から現金約126万円をだまし取ったとして、不動産会社の社員が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府堺市の不動産会社社員、小戸康平容疑者(34)です。

警察によりますと小戸容疑者は去年11月、名古屋市南区の1人暮らしの女性(95)から、山林の
土地売却をめぐり、「売却の手数料が必要」「整地が必要です」などとうそを言い、3回にわたり
現金約126万円をだまし取った疑いがもたれています。

警察の調べに対して小戸容疑者は「金は借金の返済やギャンブルに使った」と、容疑を認めて
いるということです。小戸容疑者は現役の不動産会社の社員で、去年12月に、山林の売却を
考えていた女性の家を訪問し、売却をもちかけていたということです。

近年、キャンプブームで山林の売買を考える人が増えていることから
警察は詐欺被害についても注意を呼び掛けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b56e4e1449b98f40c9b59c1eda369ecf786f470c