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新型コロナワクチンのブースター接種は5割、交互接種による有効性向上を肯定
中国北アジア課 jetro
2022年04月08日

ワクチン交互接種の有効性向上で、国産mRNAワクチン開発にも注力
中国政府はこれまでに、ワクチン接種の推進に加えて、その有効性向上も重視する姿勢を示している。新型コロナウイルス感染の収束の具体的条件(2022年3月24日記事参照)を挙げた中で、ワクチンの有効性のさらなる向上に言及していた。

有効性向上に関連する点として、上述の4月6日の会見で「同種のワクチンによるブースター接種と比較し、交互接種では、より大きな抗体力価(抵抗力)の増加幅が得られる」との研究結果を公表。交互接種による有効性の向上を認めた。他方で「まずは(交互接種にこだわらず)規定回数の接種とブースター接種を迅速に完了させることが喫緊の課題」と述べ、主流となっている国産不活化ワクチンによるブースター接種も引き続き重視する姿勢を維持した。