https://news.yahoo.co.jp/articles/083782399c0a4534d832050b36068d3aa714cec8

「自民圧勝」の前評判で、今ひとつ盛り上がりに欠ける参議院議員選挙。そこに背水の陣で挑むのが、かつて芸能界やスポーツ界を賑わせたタレント候補だ。彼女らの選挙戦を覗くと、爽やかな笑顔の裏に隠された“事件”の数々が垣間見えた。

「今回、最も注目を集めているのは、自民党から出馬した生稲晃子。元おニャン子クラブのメンバーで知名度は高く、街頭演説では女性有権者から熱烈な声援を受けていました」(全国紙記者)

 ところが、内輪からは厳しい指摘が噴出している。

「アイドル気分が抜けていないというか……。演説の調子がディナーショーふうなんです。声に力がなく、風に流されて響かない。原稿も覚えられない。それに選挙戦は、一分一秒でも多くの有権者に訴えかけ、ハードな動きをしないといけないのに、夕方になると『ごはん行きた~い』とか言いだす始末で……」(選挙関係者)

 不安の声は、自民党内部からも聞こえてくる。

「おニャン子クラブといっても、わかるのは若くて40代後半。自民党内部からも、『思ったよりも票が伸びない』という声が聞こえてきます。安倍晋三氏らを応援演説に投入するなど、テコ入れに必死です」(政治部デスク)

 現職組では、同じく自民から比例区に出馬した、元SPEEDの今井絵理子が「タレント候補」筆頭だろう。

 5月に鹿児島で骨盤骨折をする事故を起こし、車椅子姿で遊説していたが、怪我が回復してきたのか、6月24日には松葉杖姿に変わっていた。

「車から降りるのもひと苦労なようで、お付きの女性サポーターが必死に支えていました。帰り際には両脇を抱きかかえられるなんてことも」(居合わせた有権者)

 2017年に、元神戸市議の橋本健氏との不倫を『週刊新潮』に報じられた今井。所属している麻生派内では現在、その不倫相手との再婚の噂まで流れている。実際に、選挙前にはその橋本氏が、今井の車椅子を押す姿が複数回目撃されていた。だが今回、選挙運動を支えるスタッフのなかに、橋本氏の姿は見えないという。恋人が帯同しない“ぼっち”姿は寂しく見えたーー。

(略)