※2022/7/3 21:26

中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の公安当局から大量流出したウイグル人らの強制収容に関する内部資料「新疆公安ファイル」に、日本在住を切り上げ2019年に自治区に戻った後、収容され、翌年死亡したウイグル人女性の名前や個人情報などが記載されていた。中国に戻った場合には再出国させないようにする指示も明記されていた。中国当局が、海外在住の自治区出身者が帰国した後は出国させない方針を取っていた実態が浮き彫りになった。

「帰国者は片っ端から捕らえろ」
この女性は自治区カシュガル出身のミヒライ・エリキンさん。中国の上海交通大を卒業し、14年9月に来日。東大大学院の修士課程を16年9月に修了し、研究者として関西の大学に在籍していた。

今年5月に明らかになった「新疆公安ファイル」にはミヒライさんの中国名や住所、身分証の番号などがあり、当局の対応指針として「未収押」(収容されていない)、「出境未帰」(国外にいて中国に帰ってきていない)、「防回流」(帰国したら再出国を防ぐ)などと記載されていた。

続きは↓
産経ニュース: ウイグル弾圧資料に「帰国者を収容」と明記 拘束され死亡した日本留学生の名も.
https://www.sankei.com/article/20220703-SDBHN23NTJI2JGJW4MQ7DDLNWA/