※時事通信
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 鹿児島県の塩田康一知事は19日、県庁で記者会見し、米軍の無人偵察機「MQ9」8機を海上自衛隊鹿屋航空基地(同県鹿屋市)に一時展開させる計画を受け入れる意向を表明した。鹿屋市が先週容認したことを理由に挙げ、「やむを得ない」と語った。自衛隊基地に米軍無人機が配備されるのは初めて。

 中国艦艇などへの監視強化が狙い。1年間の措置としており、最大約200人の米軍関係者が市内のホテルを拠点とする。準備期間を経て、9月ごろに運用が始まる見通し。
 塩田知事は1年間の期限を越える可能性が取り沙汰されている点に関し、「(防衛省から)延長は考えていない、(日米)両国の合意事項だと説明を受けている。信じるしかない」と述べた。