山口県山口市の小郡地域で野生のサルが人を襲っていた問題で、山口市はきのう夕方、サルを1匹捕獲しました。
これまでに人に危害を加えた可能性があったことから、サルは殺処分されました。

山口市によりますと、きのう午後5時50分ごろ、市から委託を受けた捕獲業者が山口農業高校の敷地内でサルに麻酔銃を発射し、およそ35分後に近くで捕獲したということです。
サルは推定4歳の雄で、体長48.9センチ、体重6.9キロです。大きさや色、動き方などからこれまで人に危害を加えたサルとみられ、殺処分されました。
ただ捕獲後にも、人が襲われる被害が少なくとも1件発生していることから、市では危害を加えるサルがほかにもいるとみて、捕獲作業を続けています。

山口市小郡地域では今月8日から人がサルに襲われる被害が続いていて、きのう正午までに49人が負傷しています。
テレビ山口 

https://news.yahoo.co.jp/articles/be019373d921662f6c15b6393e00c82eb22452f4