長野放送
2022年8月3日 水曜 午後2:00

長野市の中央通り沿いにある大型商業施設「アゲイン」が、24年の歴史に幕を閉じた。





売り上げ減少と建物の老朽化

1970年に完成したビルは「長崎屋長野店」が長く営業してきたが、1998年、郊外移転に伴い撤退。アゲインはその年の10月、建物を改装してオープンした。

ターゲットは若者。衣料品店や雑貨店、ライブハウスなど若者に人気のテナントが多く入り、にぎわいの拠点となってた。

立地の良さから、2021年秋には新型コロナのワクチンの集団接種会場にもなった。
しかし、近年はネットショッピングの台頭など、買い物環境の変化で売り上げが減少。建物の老朽化などもあり、24年の歴史に幕を閉じることになった。

最終日の7月18日。別れを惜しむ客が多く訪れ、歩みを振り返る歴史展も開催された。
客:
上の階の服屋さんとかに行った。ライブハウスがあったじゃないですか、あそこも行ったりしていた。高校時代だから20年くらい前、そのころはいっぱい人がいたけど、ぜんぜんいなくなっちゃった
客:
7階に特設コーナーがあって、おばけ屋敷とかやっていたのが印象に残っている。友達と一緒に来て、思い出に残っている
客:
長野からおしゃれなお店がなくなってしまうのが、とても寂しい







30年前と今…大きく変わった中央通り
https://www.fnn.jp/articles/-/395418?display=full