ウクライナが原発攻撃と主張=「破滅的結果」招くとロシア報道官
(時事通信)
 ロシアのペスコフ大統領報道官は8日、ウクライナ南東部のザポロジエ原発に対する砲撃が相次いでいる事態に関し、
ウクライナ軍による攻撃と主張し「欧州全域に破滅的な結果をもたらす非常に危険な行為」と非難した。
「ウクライナの指導部に影響力を持つ国々」が砲撃をやめさせるよう影響力を行使すべきだと述べた。

ウクライナ、ザポロジエ原発の非武装地帯化を提案
[キーウ(キエフ)/モスクワ 8日 ロイター] -
ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのペトロ・コティン総裁は8日、ウクライナ南東部のザポロジエ原子力発電所の安全性を確保するために、
現地に平和維持チームを派遣するよう呼びかけた。
砲撃を受けているザポロジエ原発は欧州最大級の原発で、ロシアとウクライナの双方が相手側の攻撃と非難している。
コティン総裁はテレビ演説で、ザポロジエ原発を非武装地帯とするよう提案。
「ザポロジエ原発に平和維持チームを派遣し、同チームに管理を移管する。ウクライナ側も管理することで、この問題は解決できる」と述べた。