>>861
単なる頭痛薬としての処方
軽度の風邪であって、ロキソニンは妊婦禁忌
副作用で胎児に害が出るという報告があり慎重投与
妊婦に対してもっとも安全なのがアセトアミノフェン

> 解熱鎮痛剤(熱さまし・痛み止め)はのめますか?
 現在、妊娠中最も安全に使用できるとされている痛み止め・熱さましが「アセトアミノフェン」です。
当科では、頭痛などの場合1回あたり400-600mgを処方していますが、ドラッグストアでもタイレノール®A(1錠300mg)、ラックル®(1錠300mg)という商品名で市販されています。
 しかし最近、まだ最終的に確認されていないもののお腹の赤ちゃんに対する影響(言語発達障害、注意欠如他動症)が報告され始めていますので、
妊娠初期に長期間連用することはなるべく避け、必要最低限の使用にとどめるようお勧めしています。
 なお、妊娠中期(妊娠16~27週)にはアセトアミノフェンだけでなく市販の解熱鎮痛剤ほぼ全てが内服可能ですが、
一緒に含まれていることの多いカフェイン含有量にご注意ください。