>>153
「現時点では行動制限は必要ない」という発言が相次いでいる。しかし、それは「まだ大丈夫」ということではない。

既に沖縄県は病床逼迫が起きているし、東京も感染拡大が始まっており、こうした際に「接触機会を減らす」ような呼びかけは必要である。高齢者はもちろんだが、基礎疾患のある人、そうした人と同居したり、仕事で接したりする人は、このような感染拡大局面では飲食や集まる機会を減らすことが強く勧められる。できることを増やしていくことは重要だが、感染拡大局面に入っている今は、もう一度感染対策を見直すことが重要である。
和田耕治 (国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授)
登録日: 2022-07-15
最終更新日: 2022-07-15