「現場はかなり恐ろしい状況でした。マリナさんが襲われたのは何時頃か分かりませんが、彼女の腕や顔、足が切断されていました。この犬は2週間前にバイク事故で死亡した彼女の継息子が飼っていたもので、マリナさん夫妻は飼育を託されていたそうです。犬は現場に到着した警察官に突進し襲いかかったため、その場で射殺されました。亡くなった継息子とマリナさん夫婦はこの犬と一緒に暮らしてきましたが、これまで犬に関する事故や通報を受けたことはなく、なぜ豹変してしまったのか、何がきっかけでマリナさんに牙を剥いたのかは分かっていません。」

なお犬を射殺した警察官は、悲惨な現場を目の当たりにしたことで精神的に深いダメージを受けており、現在も病院で治療を受けているそうだ。

ライダー氏は「警察官はトラウマになるような酷い現場を目撃しました。私たちはこの事故に対応した警察官らのケアをしっかり行っていきたいと思います」と話している。